子どもが不登校になったという時、私の育て方が悪かったのかしら?と多くの親御さんがご自分を責めます。
みんなが普通に学校に行っている中、うちの子は行けない。
甘やかしすぎたのかしら?
いやそれとも厳しくしすぎたのかしら?
うちもみなさんのご家庭と変わらないごく普通の家庭だと思ってたのに、私にどんな落ち度があったのかな?
ととりとめなく思いが巡ります。
そのまま思いを巡らせてください
どうぞそのままとりとめなく考え続けてください。
あの時あーだったからこうすればよかったかな?
私はこんなところがあるから子どもにも遺伝しちゃったかな?
いや、私というよりかあの人に似たのかしら?
もっとこうしておけばよかった。
どうしてあの時あーしなかったのだろう。
あの時気づいてあげられればこんなことになってなかったかな?
そうやってずっと考えると気分が落ち込んでしまいます。
それではもうご自分を責めるのはやめましょう。
<もう一歩ふみ出しましょう>
子どもが不登校だということから、改めてお子さんのことやご自分のことを見つめ直す機会になったのではと思います。
見つめ直し考えた結果、もしかしたら確かにご自分にも落ち度があったかもしれません。
反省し落ち込んで、「私のせいだ」という風に感じられるのではないかと思います。
それは当然の流れで非常に大切なことです。
人は心を動かさないと身体もうまく動かないので必要なことでもあるのです。
ただ、その作用が十分に得られたならもうそれでいいです。
「私のせいだ」というところにいつまでも落ち着く必要はありません。
今回大事なのはお子さんのことではありませんか?
「私のせいだ」とご自分のことで悲しみ足踏みするのはもう終わりでいいのです。
<データとしてとらえる>
次のステップに行きます。
次は、まず、見つめ直した結果から「自分を責める」ということを排除します。
そしてお子さんのこれからのために、あれこれと見つめ直した結果をデータとして生かすのです。
例えば「いつも私は忙しくしているから話す時間が取れなかったな。だから私のせいかもしれない。」という場合だと、「だから私のせいかもしれない。」という部分を排除します。
それで、「いつも忙しくしていて話す時間が取れなかったから、少し時間を取れるように工夫して話す時間を作ろう。」
という風に建設的に考えていくのです。
<人を形作るもの>
もちろんお子さんが不登校になった理由として、親御さんにだけその原因があるわけではありません。
人は色んなものに影響を受けます。
それは人だけではなくて、お気に入りにアニメキャラクターにだって影響を受けますし、住んでいる場所や環境にも影響を受けます。
テレビやゲームの影響だって受けますし、音楽や絵画の影響だって受けます。
最近ではネット上でSNSでのやり取りが盛んですが、そこでももちろん影響を受けます。
何か一つだけが影響するわけでは決してないのです。
<不登校が悪いわけではない>
そもそも不登校が悪いわけでもありません。
不登校という行動は、お子さんの何らかの意思表示だったりします。
お子さんはちゃんと意思表示できているのです。
それはもしかしたら友達とのトラブルが原因になっているかもしれません。
もしかしたら、お子さんが自ら将来について考えた結果かもしれません。
不登校のお子さんにはそれぞれの理由があって、何かしらを達成するために不登校という行動をとれているのです。
あなたのお子さんは素晴らしくないですか?
しっかりと自分が思ったように行動できるというのは素晴らしい能力です。
何もせずただただ我慢して耐え忍んだり、自分の意思を持たずただただ流れるままになって苦しんでいるよりずっと健康的です。
そんな素晴らしいところも「親御さんのせい」かもしれません。
<さいごに>
今回私がお伝えしたかったのは、「私のせいだ」というところで立ち止まらないでほしいということです。
誰のせいかと問われたら、詰まるところ本人のせいでしかありません。
もちろんその要因として影響するものは本当にとりとめなくたくさんあります。
その中にはお母さんのせいというのもあるかもしれません。
でも誰しもそういったあまたの影響を受けつつ、自分は自分として生きていくのです。
それは残酷かもしれませんが子どもであってもそうなのです。
そうやって誰もが悪い影響をたくさん受けて生きますが、同時にそれと同じくらい良い影響もたくさん受けて生きます。
しかし、一つ一つの物事を取って「これは良い」「これは悪い」と一概に判断して分けることはできません。
子どもが不登校になったということで、「私のせいかも」と悪く考えてしまいがちですが、裏を返せば、親御さんのちゃんとした子育ての影響で、お子さんは自分のために正しい選択ができているとも取れます。
せっかくの機会に「私のせいかも」と足踏みを続けるのはもったいないです。
ぜひ、お子さんと前向きに歩んでみてください!
